朝晩涼しくなってきて、秋を感じている今日この頃です。が、我が家の庭の木をふと見るとミノムシがいました。秋だなと感じ、かわいくも見えました。ところが、よく見ていくと一つではないのです。そこにも、ここにも、あそこにもと探せばたくさんあるではないですか。えっ、いつの間にこんなに!と驚きました。どこからでてきたのか不思議にさえ思います。
ゆーくんは、きれいなちょうちょやきれいな蛾(が)を期待しています。ママは気味悪がってました。
ミノムシについて少し調べてみると、一般的にはオオノミガ、チャノミガの幼虫を指すそうです。ミノムシは秋に蓑をつくるとのことなので、自然界も秋を感じているということですね。葉や枝で蓑を作るので、今、我が家の庭の木の葉っぱは、穴だらけで、ボロボロになってます。
ミノムシの糸は、蜘蛛の糸より強靭であるという研究結果があるそうで、応用開発され、製品化もされているそうです。自然界で世界最強と言われていた蜘蛛の糸より強靭ってすごいですね。意外です。
日本最大のミノムシ「オオノミガ」は急速に数を減らしていて、絶滅危惧種に指定している県もあります。原因は、外来種の寄生バエ。外来種が生態系に与える影響がここにもありました。
ミノムシの寿命は約1年。冬は枝にぶら下がって冬眠しています。春になるとさなぎになり、やがて羽化して成虫になると、交尾をしてオスは死にます。メスは蓑の中に産卵したのち、蓑の中で小さくしぼんで死にます。
今、幼虫たちが活発に活動して、自分の蓑を作っている時期なんだなとわかりました。我が家の庭の木の葉を食べて大きくなってるんだなと。特に害があるわけでもないので、このまま見守っていこうかなと思います。
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